金属加工とダンヒル
静岡県の金属加工の起源は徳川時代から始まる。
当時の徳川三代目将軍家光公が、浅間神社ご造営にあたり京都、江戸から優秀な「かざり職」の人たちを集め始めたことによる。それは、鍛冶職、宮大工などの職人集団であった。
その後、明治となり鏡台金具、丁番、錠前などを作り、後期にはネジペレスも出現し金属加工は職人の手作業から大量生産へと転換していった。
その頃は、漆器の輸出が盛んで、それらの金具、錠前、蝶番などがもっとも作られたという。
そして、大正、昭和初期にはシガレットケースも作られたという。
その後は近代設備化し、家具金物、自動車部品などが盛んに作られていた。
(静岡金属工業会から)
シガレットケースにも歴史の趣があるということであろう。
ダンヒルの喫煙具は豊富である。
シガレットケース、DCケース、タバコポーチ、パイプポーチ、シガーケース、シガーチューブそしてヒューミドール(化粧細工)などである。
ダンヒルは、1880年アルフレッドダンヒルがロンドンで馬具専門製造卸業として創業したのが起源である。
その後、衣類、小物、旅行用品などの製造も始めたのである。
現在、ダンヒルはブリテッシュアメリカンタバコ社を通じて、タバコや葉巻そしてシガレットケースなどの喫煙具のブランドも展開している。
ちなみに、1920年代発売のコンペンディウムケースは、蓋に象牙のメモ用紙が隠されたシガレットケースで、ライター、ペンナイフ、シャープペンシルまた裏にスタンプ用仕切りがついた時計からなっていたものである。
正にシガレットケース・ザ・ダンヒルであろう。
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