シガレットケースから思う
マラソン起源から
シガレットケースから想起することが一つある。
ちょっとタバコとの連想から意味合いが違うのだが・・。
それは、マラソンの起源としてのその意味では有名な話である。
ご存じの方も多いと思いますが、マラソン競走の歴史は紀元前490年第二次ペルシア戦争いわゆるマラトン戦争から始まる。
アテネ侵攻のペルシア軍とアテネ軍がマラントの地で攻防した。
結果、アテネ軍の大勝に終わったのだが、この戦勝を大健脚の伝令が約40キロのマラントとアテネ間をひた走り、アテネ城門でアテネ市民に戦勝を告げそのまま絶命したというギリシャ史である。
その後、1894年第一回オリンピックがアテネで開催され、その際、先の史実からマラソン競走をオリンピック種目に加えたという。
当時、マラソン競走は約40キロ前後の距離でオリンピック毎に違っていた。
それが、1908年第四回オリンピックロンドン大会のマラソン競走の悲劇的な出来事から、そのときの距離26マイル385ヤード(42,195キロ)を統一距離としたという。
ロンドンの出来事とは
その出来事とは、イタリアのピエトリという選手が激走し40キロあたりでトップになったのだが、相当の疲労困憊で競技場に入ったとたんフラフラとなりコースを間違えたり転倒したりした。しかし、ピエトリは何回も転んでは立ち上がり夢遊病者のようにゴールに向かいテープを切った。
それで途中に医者や役員がやむなく手助け、介抱し見守ったこともあり、結局ピエトリは一位ゴールも失格となり即担架で運ばれたという。
この、命をかけ一途ゴールを目指したピエトリの力走に観客全員が感激し、アレキサンドラ皇后は特別に金杯を送った。
更に、感動したかのコナンドイルがシャーロックホームズよりと彫り込んだ金のシガレットケースをピエトリに送ったということである。
シガレットケースは、実用品というよりは装飾品、記念品という高尚なレベルなのであろうか。
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